氷川きよし、絢香、スザンヌら、多数の芸能人を輩出した福岡第一高校・第一薬科大学附属高校恒例の「パラマ祭」に、今年も取材に行ってきました。(2007年10月13日~14日 第一薬科大学記念体育館)
※第一経済大学附属高校は、2007年4月1日より第一薬科大学附属高校と校名が変更となりました。
【ステージの模様】
今年も芸能塾(芸能コース)のステージは、13日2回(午前、午後)、14日2回(同左)の計4回行われました。いつものように、ステージの模様をたっぷりとご覧ください。(1部、名前が苗字のみの表記となっています。ご了承ください)
☆ももちぃ「All My True Love」
☆Orchis「恋しよう」
☆LIL CROWNS「DA PUMPメドレー」
☆cross×very「A Whole New World」
☆SWEET HEARTS「カーペンターズメドレー」
☆アーティー「UFOメドレー」
☆シェルブルー「恋をしちゃいました」
☆藤田さん「声をなくしても」
☆谷口さん「砂を噛むように… NAMIDA」
☆辻由真さん「火の国の女」
☆鹿野知里さん「失格」
【この生徒に注目!】
今回のステージの中から、筆者が特に推薦する生徒3名を紹介しましょう。
☆小坂真琴さん(高2)
4ステージとも司会を務めました。声優志望だけあって、はきはきとしたトークで場を盛り上げてくれましたね。
☆斜木まり子さん(高1)
美少女系のルックスですが、しっかりとした歌唱で、ソロ、ユニット曲で大活躍しました。将来は、中島美嘉さんのような女優もできるアーチストになりたいそうです。
☆正木里茄さん(高1)
彼女も、ソロ、ユニットで大活躍。こちらは正統派アイドルと言ってもいいルックスで、特に男性ファンから高い支持を受けそうです。将来は、歌も歌えるタレントさんが志望だそうです。
オーディションなどで彼女らの姿を見かけましたら、応援、チェック、よろしくお願いします。
【第10回中学生歌謡選手権】
パラマ祭恒例の「中学生歌謡(カラオケ)選手権」は、今年も2日目(10月14日)に開催されました。
司会に、「ヤマザキ中華まん」のCMでおなじみの松山愛里さん(2年在学中)、審査員に芸能事務所の関係者、有名作曲家の方を迎えて、8組の中学生による熱戦が繰り広げられたなか、美空ひばりさんの「悲しき口笛」を熱唱した熊本県の中学2年生、田中愛さんが見事グランプリを獲得しました。
ちなみに、昨年のグランプリ(3人組ユニット)の1人、西内まりやさんは、ヴィジョンファクトリー所属となり、10月14日に開催された「ライラの冒険、ファンタジー・ヒロイン・オーディション」で見事グランプリを獲得。2004年、2005年と2年連続グランプリに輝いた植田真梨恵さんは、現在大阪の音楽事務所「GIZA」に所属となり、大阪を拠点としてライブ活動を続けています。
【第1回中学生ダンスバトル】
一方、今年から「第1回中学生ダンスバトル」が1日目(10月13日)の午後に開催されました。
こちらも、審査員に有名なダンスの講師の方を迎え、5組の中学生による熱いバトルが繰り広げられました。将来的には「カラオケ選手権」に並ぶイベントに成長する可能性もありますので、来年以降の展開に注目したいと思います。
【他地域からも熱い視線が注がれる「パラマ祭」】
「スクランブルエッグ」Webサイトや、個人ブログ「KEN爺の小言(KKGT)」をご覧になっている方ならおわかりの通り、私は現在、北海道から九州まで、休日を利用して全国各地のスクールのイベントを取材に回っていますが、特に、福岡以外のスクール関係者、業界関係者から聞かれるのは、
「福岡はなぜスゴイ人たちばかり出て来るのですか、羨ましいです」
というセリフです。
もちろん、福岡には芸能界に向いたキャラクターの人が多く埋もれているのは間違いありませんが、それ以上に、タレント、モデル、アーチスト、ダンス、あらゆるジャンルで、そうした才能を発掘、育成できる人が多く存在していることが、多くの芸能人を輩出できる大きな要素であると私は思っています。
「福岡第一高校・第一薬科大学附属高校」の芸能塾、芸能コースは、まさにそうした土壌の象徴と言えるでしょう。今回出演した皆さんの中から、1人でも多く、在学中にいろいろなオーディションに挑戦して、先輩に続くビッグなアーチスト、タレントが生まれることを期待しています。(取材・撮影 KEN)