福岡、池袋、新宿、札幌、新潟、大阪、名古屋とキャンペーンを続けてきた、山本早織さん主演のDVD『退魔天使ビザールシューター』(2004年6月25日、GPミュージアムソフトより)の発売記念イベントがついに秋葉原にやってきました。(2004年7月4日 石丸電気ソフトワン、LaOXアソビットシティ1番館)
「秋葉原がいちばん落ち着く」と早織ちゃん。「1年前ソフトワンでマネージャーに『もっと頑張らないといけない!』と言われたことを思い出します。それにソフトワンはパソコンタワーと違って雨が降らないし(笑)」と、本サイトの記事をよく読んでいる方にはわかる天気ネタを交えながらイベントは進みました。
今回は「I need your loving」の歌でいきなり登場。モニターの都合でやり直しが入ったりして最初から楽しませてくれます(笑)。イベント開始前の囲み取材のなかで、ヒーローものは「セーラームーンに小1から小5まではまっていて、姉妹でみんなセーラームーンになりたくていつかタキシード仮面が迎えに来ると思ってた」と言うほどセーラームーン好きだったことが判明。イベント中にも「夢のなかでセーラームーンになった私は変身したいのに、(番組が新しいシリーズになったばかりで)新しい呪文がわからなくてどうしよう、ってうなされて目が覚めた」というエピソードを披露してくれました。
普段ワンピースは着ないけど、お店の前で一目惚れして5往復したのち買ったのだそうです。
前回の取材時から札幌・新潟・大阪・名古屋と回ってきたわけですが、いちばん思い出に残っていることは? の質問に、「大阪で女の子が来てくれたこと。うれしくて何かあげたくなったけど、何もなかったんですよね」とのこと。
ロケでのいちばんつらいことは、朝が早かったことだそうで、「お母さんに『絶対起こしてね!』って頼んでギリギリ間に合ったことが何度も」あったそうです。初主演のわりにはNGはあまり出さなかったそうで、「カット数が多かったからだと思います」と謙虚な面も見せてくれました。
「ANYTHING YOU WANT」を歌い終えて撮影タイム。
この回の囲み取材の最後こんなやりとりがありました。
――戦隊もののヒロインということで、悪者を倒したいっていう気持ちは?
「『あいつを倒したい』っていう憎いヤツはいないです。そういう悪者を倒すというより、近寄らないようにするタイプ。どっちかというと市民?」
このやりとりにさおちゃんらしさがよく出ているように感じましたがいかがでしょう(>ファンのみなさま)。
場所は変わりまして、アソビットシティ1番館では浴衣で登場。始まる前にお客さんに短冊(たんざく)に願いごと書いて笹竹に巻きつけてイベントがスタート。
イベント中にお客さんの願いごとを早織ちゃんがチョイスして、選ばれた人には早織ちゃん直筆の短冊をプレゼントという、ファンを喜ばせるような企画でした。
浴衣姿がめちゃめちゃ似合ってました。「着払いで送ってください」とさおちゃんもお気に入りの笹竹。
さおちゃんが選んだ3枚の短冊は次のようなものでした。
「早織さんの努力がすべて報われますように」
「幸せになりたい」
「次回のビザール2でファンクラブ会員と共演!」
「七夕はふつうの日だから何してるか覚えていない」と、早織ちゃんは七夕の思い出はあまりないそうですが、今回のイベントがいい思い出になればいいですね。
そのあと、久々登場、「山本早織カルトQ」。5問の難問を勝ち残った1名にはサイン入りビザールキャップと、な、なんと、1回目のイベントで着用していた短パン!(しかもサイン入り)
撮影タイム、衣装替え、「ANYTHING YOU WANT」を歌ったのち、最後のあいさつになり、
「東京がホームなので、ビザールをやることになって全国を回って、アイドルのイベントに来たことないよ、って人と会う機会を作ってくれたスタッフのみなさんありがとう。ほかに言える場所がなかったのでここで言わせてください」
と多少涙ぐみながらスタッフに感謝の言葉を述べ、終了となりました。(撮影・取材 岡田)
このあと囲み取材があるはずだったんですが……マネージャーとオフを取ってその足でオーストラリアに熱気球に乗ったりイベントのトークのネタ集めに行くということで、取材陣に「ワイロ」(by早織)といいながらお菓子をばらまき、走り去っていきました(苦笑)。