AKB48を題材としたPSP(プレイステーション・ポータブル)専用ゲームソフト「AKB1/48(エーケービー ヨンジュウハチブンノイチ) アイドルと恋したら…」が2010年12月23日に発売されることとなり、その制作発表会が行われました。(2010年9月14日 グランドプリンスホテル新高輪)
AKB48が公式グッズとして認定する家庭用ゲームソフトとしては本作が始めてで、ゲームソフトのパッケージも、「通常版」「期間限定生産版」(UMDビデオ付き)、「初回限定生産版」(着せ替えジャケット付き)が発売され、PSP本体とセットになった「Premier Special Pack」も数量限定で発売します。
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「AKB1/48 アイドルと恋したら…」通常版 (リンクはAmazon.co.jpです。以下同)
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「AKB1/48 アイドルと恋したら… 期間限定生産版 ゲーム未収録映像UMDビデオ付き」
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「AKB1/48 アイドルと恋したら… 初回限定生産版 一度しか生産しません!オークション出品不可BOX」
▶「AKB1/48 アイドルと恋したら… Premier Special Pack」
ゲームはAKB48のメンバー48人全員が登場し、47人をふって1人を選ぶ「究極の恋愛妄想ゲーム」となっていて、最初はAKB48のメンバー全員が「あなた(プレイヤー)のことが大好き」なところからスタートし、メンバーからの誘惑や告白などがある中、最後の1人になるまで47人を振り続け、1人とのハッピーエンドを目指すゲームです。
作品で使われるメンバーの写真は1万枚以上、告白シーンの動画は合計80分以上、メンバー出演のパートは全編フルボイスで進行するというものです。
ゲームプロデューサーの広野啓さんより商品概要の説明がありました。
広野啓「アイドルをふる究極の恋愛妄想ゲームが誕生しました。こちらは“恋愛禁止条例を解禁する”をテーマに48人全員があなたのことを大好きという状況から始まり、なおかつ47人をふって、その中からただ一人を選ぶというコンセプトとなっています。そのコンセプトは秋元康氏から発案をいただきまして、これまでにないようなゲームになったと考えております。
今回“会いに行けるアイドル”がコンセプトのAKB48がプレイステーションポータブル(以下PSPと略)で“いつでもどこでも会えるアイドル”になっております。
ゲームのシステムの部分ですが、PSPのハードがAKB48とつながるためのツールとなっています。ゲームを起動しますと、PSPがメンバーに連絡してデートをすることができます。そして好感度を上げていくとメンバーから告白されたりする、と進みながら遊んでいくゲームとなっています。
ゲームのパッケージ仕様ですが、(通常版)初回生産限定版として生写真が1枚ついてきます。そして未収録映像を2時間ほどUMDに収録しましたUMD付きにさらに初回生産特典として生写真が3枚、そして『初回生産版 一度しか生産しません!オークション出品不可BOX』としまして、UMD、生写真10枚、1/1リアルサイズキスマークステッカー48種類、パッケージの着せ替えできるジャケット24枚裏表で48種類とか、そしてそれぞれのメンバーのメイキング映像が入って約4時間、というボリューム満点となっています。またPSP本体も同梱させていただいたプレミアムパッケージパックも発売させていただきます。こちらにはバッテリーカバーにメンバーのキスマークとサインがプリントされたカバーが48枚ついております」
ここでAKB48のメンバー19人が登場し、広野さんとのクロストークとなります。
――まずは本体を持ってきていただきましたが。
大島優子「パールピンクですごくかわいくって、後ろに私のサインとキスマークが入っててうれしかったです」
板野友美「これは私の分もありますか?(笑)」
――あります(笑)。手で持っていただいているのはサンプルで用意したもので、商品には全員のがついています。ランダム封入ではありません。
大島優子「なるほど。じゃあ自分の好きな推しメンを選んで、気分が変われば推し変して、みたいな感じですかね(笑)」
――ゲーム制作にあたってみなさんに協力していただいているんですけども、一人当たり2000枚以上の写真撮影をしてます。そのときの感想を聞かせていただければと思います。
河西智美「そんなに撮ったんですか、私たち。何パターンか衣装を変えたり、いろんな表情をすごく撮ったんですよ。惚れ顔とかキス顔とか何パターンも撮って、それがすごく恥ずかしかったのを覚えてます」
――今回忙しいスケジュールの合間をぬって野外に出たりロケをしていたただいたんですけど、板野さんは海で?
板野友美「そうですね。私は大好きな海で告白シーンを撮ったんですけど、これはメンバーそれぞれの雰囲気で場所は違うと思うんですけど、私が撮ったときにはまわりにサーファーの方たちがいて、いろんな人がいる前で告白をしなきゃいけなかったので、それがすごく恥ずかしかったです」
――ふだんやっていないようなアフレコにも挑戦していただいたんですけど。
大島優子「演技をするのではなくて、ふだんの自分をアフレコで入れるということなので、逆に難しかったというか、そういうのを感じました。あとは恥ずかしいセリフとかあったりするので、ふだんにないことも言っちゃってるなと」
――AKB48がゲーム化されるということでメンバー間で話したりしたことはありますか?
大島優子「AKBのメンバー自体がゲーマーが多いので、逆に自分自身がゲームになることがうれしかったんじゃないかと。喜んでました」
――そしてふられてしまうと。
大島優子「そこなんですよね。今までだったら告白するというゲームはあったと思うんですけど、ふるっていうゲームはなかなかないじゃないですか。私たちはふってふってふられまくるので、まあそれも楽しみです」
――こういうことを考えるのは秋元康さんしかいないと思いますけど、このコンセプトについてはどう思います?
板野友美「この話を聞いたのは撮影の日で、恋愛シミュレーションゲームを本当のアイドルでするというのがすごく不思議な気分なんですけども、みなさんも1回やってみたいと思うじゃないですか。私たちもうれしいし、ちょっとはドキドキしてほしいのと、複雑な気分です」
――メンバー同士で「この子ふったよ~」みたいな話をしてもらえれば(笑)。誰かふってみたいメンバーはいますか?
大島優子「そうですね。できれば、その子がいる目の前でその子をふりたいです」
河西智美「なんてこと言うんですか(笑)」
大島優子「おもしろくないですか? このゲームの中にもいるし、目の前にもいるんですよ。でも私たちしか味わえないとは思うんですけど」
――アイドルをふるということが絶対ふつうではありえないことなんですが、ふられるシーンを撮られたときの感想を。
河西智美「私は彼の家に行ってそこでふられてしまう感じですよ。彼の家まで行ったのに……」
大島優子「そのがっかり具合もかわいいんですよね」
――メンバーの中で誰の告白を見たいですか?
板野友美「全員見たいんですけど、その中でも高橋みなみを見たいです。告白するのもふられるのも予想がつかないので、こっそり見たいです」
――高橋さんは劇場で告白です。
大島優子「それを聞いただけでドキドキしちゃいますね」
――それではファンのみなさまに代表して大島さんひとことお願いします。
大島優子「AKB 1/48、コンセプトとしては私たちみなさんに振られる立場なんですけども、ゲームの中で一緒にストーリーを組み立てて、一緒に恋愛妄想ゲームを楽しめたらなと思いますので、12月23日発売ですので、ぜひよろしくお願いします」
ポスターには小野恵令奈さんも写っていたので、えれぴょんファンも注目してください。ゲーム詳細、パッケージ詳細はバンダイナムコ公式サイトでご確認ください。PSP本体付きセットはAmazon、楽天ともにすでに予約できない状態になっているようです。(撮影・取材 岡田)