2008年2月24日(日)午後12時10分から横浜赤レンガ倉庫を発着点として開催される「第26回横浜国際女子駅伝」の記者発表が行われることとなり、そのイメージソングとしてAKB48の「最後の制服」(「桜の花びらたち2008」のカップリング曲)が選ばれましたので、取材に行ってきました。(2008年2月12日 日本テレビ)
日本ナショナルチームとして走る小島一恵選手、小林祐梨子選手、スペシャル応援団の荻原次晴さん、陣内貴美子さんとAKB48(板野友美、大島麻衣、河西智美、大島優子、小野恵令奈、高橋みなみ、峯岸みなみ、篠田麻里子、宮澤佐江)
記者発表は陸上競技連盟の方や実際に走られる陸上選手(小林祐梨子選手、小島一恵選手)、スペシャル応援団(荻原次晴さん、陣内貴美子さん)ら錚々たる出場者、そしてテレビ・ラジオ局、新聞、スポーツ新聞・雑誌、テレビ雑誌の記者・カメラマンが集まり、盛大なものとなりました。
関係者の方に無理をお願いして取材させていただいたのでアイドル系は弊社だけだったかもしれません。それでは順にレポートしていきます。
まず、主催、主管の日本陸上競技連盟、神奈川陸上競技協会からの説明、そして日本テレビプロデューサーより本大会の説明がありました。イメージソングに「最後の制服」が選ばれた理由としては、AKB48が「今、いちばん明るくて元気な女性の代表で、出場する選手と同世代の方もたくさんいるので熱いエールを送れる」とチーフプロデューサーより説明がありました。
続いて、本大会出場予定選手から小林祐梨子選手(豊田自動織機、19歳)と小島一恵選手(立命館大学、20歳)が登場し、インタビューを受けました。
――小島選手、今回初めて日本ナショナルチームに選ばれましたが感想を聞かせてください。
小島一恵「すごくびっくりしてるんですけど、日本代表で走れることに喜びを感じています」
――今大会の抱負を聞かせてください。
小島一恵「初めてで緊張するかと思いますが、たくさんの方々の期待に応えられるような走りをして、優勝を目指していきたいと思います」
――小林選手、3大会連続で日本代表ナショナルチームに選ばれました感想を聞かせてください。
小林祐梨子「1年ぶりに日の丸をつけてのレースになるので、今年はオリンピックイヤーになるので、それに向けて頑張っていきたいと思います」
――2年連続で1区を任されましたが今年はどんな走りを見せてくれますか?
小林祐梨子「積極的なレース運びで自分からレースを作っていくこともひとつなんですけど、海外の選手が毎年強い選手が集まってくるので、挑戦の気持ちを持って頑張ります」
次に、スペシャル応援団として荻原次晴さん(現タレント。スキーノルディック複合選手、長野オリンピック日本代表選手)と陣内貴美子さん(現タレント。バドミントン選手、バルセロナオリンピック日本代表選手)が登場しました。
――お二人から世界を挑む日本代表選手に応援のメッセージをお願いします。
荻原次晴「今からちょうど10年前、長野オリンピックが開催されました。私は選手として出場いたしました。あの日私は日本中のみなさんから応援いただきました。試合当日、競技会場では自分の声さえもかき消されるくらいの熱い大きな声援をいただきました。選手にとって応援が何より力になると私は身をもって感じております。今回、横浜国際女子駅伝の日本代表の選手のみなさんは“日の丸”の誇りを持ってしっかりとたすきをつないでもらいたいと思います。そんな選手たちを私は全力で応援したいと思います。ぜひみなさんも応援してください」
陣内貴美子「日の丸の重さっていうのは、出場する選手は感じると思うんですね。今年北京オリンピックです。この中で日本は本当に強いんだとアピールできる一番の大会になるのではないかと思います。走っているときに応援をしてもらうことはすごく力になることは絶対だと思います。私も頑張って応援団として応援したいと思います」
そしてスペシャルゲストとしてAKB48が登場し、質疑応答が行われました。出演メンバーは板野友美、大島麻衣、大島優子、小野恵令奈、河西智美、篠田麻里子、高橋みなみ、峯岸みなみ、宮澤佐江(以上敬称略)の9人。
大島麻衣、大島優子
――横浜国際女子駅伝についてのイメージについて。
大島優子「女性が主役ということで華やかな大会というイメージが強いです。私たちと同世代の選手がいっぱい走っていて、一生懸命走っている姿が私たちも頑張ろうという気持ちにさせられます」
――「最後の制服」がイメージソングに選ばれましたが。
大島麻衣「今回、イメージソングを歌わせていただくということで、私たちが一生懸命歌うことで選手のみなさんにエールを送ることができたらうれしいなと思います。日本が優勝するように私たちも一緒に走ってるつもりで応援したいと思います」
高橋みなみ、篠田麻里子
――今回のイメージソング、どういった気持ちを込めて歌いたいと思っていらっしゃいますでしょうか。
高橋みなみ「『最後の制服』は、卒業というゴールを迎えて、これから新しい道へとスタートしていくことを歌った曲なんですけれども、新たなスタート地点に立って走るみなさんの背中を押すような気持ちで歌いたいと思います」
――選手の方とお会いしての感想をお聞かせ願えますでしょうか。
篠田麻里子「陸上選手はストイックで厳しいイメージがあったんですけど、お会いするとすごくかわいらしくて、顔もちっちゃくてびっくりしました」
実況放送は日本テレビ系列全国30局で24日12:00から「NISSANスポーツスペシャル 第26回横浜国際女子駅伝」として完全生中継される予定です。なおAKB48の「桜の花びらたち2008」は2月27日発売です。会見の時間があまりなくて、後列にいた5人のソロの写真が撮れなくてファンのみなさんすみません。(撮影・取材 岡田)