2008年秋からたびたび神田明神を訪れているAKB48が神田明神恒例の年中行事「節分祭豆まき式」に出演することになりましたのでその様子を報告します。(2009年2月3日 神田明神)
裃(かみしも)姿で登場し、電撃ネットワーク、日本航空のフライトアテンダント、アキバガイドのメイドさんらとともに豆まきをしたAKB48のメンバー6人(高橋みなみ、前田敦子、秋元才加、宮澤佐江、小野恵令奈、河西智美)はかなりテンション高く豆をまいていました。
豆まき式が終わり、資料館で共同インタビューが行われました。
左より河西智美、小野恵令奈、前田敦子、高橋みなみ、宮澤佐江、秋元才加
――まずは自己紹介を兼ねて豆まきの感想をお願いします。
河西智美「今日はたくさんの方にAKBの福をプレゼントできたかなと思いました。本当に楽しかったです」
小野恵令奈「豆まきは人生で初体験だったんですけども、すごくたくさんの方が豆を欲しい欲しいと言ったりしてくれて、楽しくできました。いい経験になりました」
前田敦子「こうしてちゃんと厄払いをしたのは人生初だったので、清潔感のある1年を迎えられそうな気がします」
高橋みなみ「私も人生初の豆まきで、お家だと豆を食べてばかりで、きちんとした節分を迎えられてうれしかったです」
宮澤佐江「家では落花生を投げてたんですけど、お菓子をみなさんに投げられて楽しかったです」
秋元才加「神田明神さんでこういうお祭りがあったんだというのを知ったと同時に、日本の古きよき行事をもっともっと受け継いでいけたらいいなと思いました」
――みなさんにとって豆を投げたい鬼みたいな人はいますか?
小野恵令奈「いつも秋元康先生は、いつも何かを考えているような感じなので、まわりに鬼がついているのかなと思ったりもするので、その鬼を追い払ってあげたいなって」(メンバー笑い)
秋元才加「不況に豆を投げて追い払って景気が良くなったらいいなと思います」
――節分の思い出はあります?
高橋みなみ「ずっと食べてたイメージなので、投げるのがもったいない、みたいな」
宮澤佐江「年の数の倍ぐらいいつも食べてました」
秋元才加「今日、豆をまくときに赤鬼と青鬼がいたんですよ。小さいころは私の父親が赤鬼のお面をかぶってずっと追いかけられてたことを思い出しました」
――お家の豆まきはどのように?
前田敦子「毎年やってるんですけど、家には犬が2匹いるんですよ。犬が(豆を)食べちゃうんですよ。だから今年はどうしようかなと思ってるんですよ」
河西智美「小さい頃しかやったことがなかったんですけど、おばあちゃんがスーパーで買ったお面をかぶって、すごくなりきってるんですよ。ちっちゃい頃だったんで本当に怖くて、鬼は本当にいなくて良かったと思います」
高橋みなみ「私は基本、あまりやったことがないんですけど、母がもったいないと言うので、『投げたら食べる』ってしてました」
――裃(かみしも)を着てみた感想はいかがですか。
高橋みなみ「結構ふり幅というか、歩くときも」
前田敦子「あ、(ぶつかって)ごめんね、みたいな(笑)」
高橋みなみ「車を運転するってこういうことかなって」
宮澤佐江「車?」
高橋みなみ「車幅感覚のことね」
――引き寄せたい福は何でしょう。
秋元才加「AKB48をもっともっとみなさんに知っていただくとともに、秋葉原の劇場に来ていただきたいというのもありますし、3月4日に『10年桜』が出るので、チャート上位を狙ってハッピーを引き寄せていけたらいいなと思います」
前田敦子「いいこと言った!」
高橋みなみ「よっしゃ!」
――そして紅白も、って感じですか?
宮澤佐江「そうですね」
高橋みなみ「出ます!」
――ほかにはいかがですか?
河西智美「個人的なことなんですけど、ネコちゃんを家で飼ってて、もう1匹ほしいので、もう1匹ネコを飼って幸運を呼びたいです」
小野恵令奈「お金がほしいです」
秋元才加「貯金がしたいんだよね」(※フォローをするやさしい才加)
――小野さん高校受験のほうは大丈夫?
小野恵令奈「もう大丈夫です。心配をおかけして(笑)」
前田敦子「今年は高校最後の年で、学校のほうが不安なので、ちゃんと卒業できるように福が来たらいいなと思います」
高橋みなみ「私もあっちゃんと同じく高校最後の年になるので、『10年桜』も卒業ソングになっていて、今年は輝ける年になりたいです」
宮澤佐江「私は勝負の運をつかみたいなと思います」
――今、前田さんと高橋さんが持っているものは何でしょう。
高橋みなみ「これは3月4日発売の」
前田敦子「『10年桜』の」
高橋みなみ「ジャケットです」
――この前(SHIBUYA-AXで)、初めてファンの方の前で披露したと思うんですが、まだ聞いていない方に聞きどころを紹介してください。
高橋みなみ「『桜の花びらたち』に続く、今の時期にぴったりの卒業ソングになっています。別れは淋しいけれど、明るい曲調で歌詞のように10年後また会おうと、前向きになれる曲になっています」
前田敦子「『大声ダイヤモンド』に続く、テンポのある元気な曲になっています」
――31日に行われたAKBアイドリング!!!『チューしようぜ!』初披露の感想をお願いします。
河西智美「アイドリングさんと一緒に歌って踊るのがまず初めてで、どうなるのかと思ったんですけど、衣装が一緒になると馴染むんですよね。振りでAKBとアイドリングさんが2人組になるところが楽しかったです。そこを気合を入れて抱きついて楽しみました」
小野恵令奈「AKBとアイドリングさんのスケジュールがなかなか合わなくて、それぞれレッスンしてたんですけど、一緒に曲に合わせて踊るのがなくって、本番当日1時間ぐらい前にアイドリングさんと合わせたんですけど、本番はいい感じに一体になって踊れたし、会場にもアイドリングさんのファンの方もたくさん来てくださってたので、仲良くなれたんじゃないかなと思って、いいイベントになったと思います」
前田敦子「抱きつくところで目が合うんですけど、私、すごい人見知りなので、今もすごくドキドキするんですよ。これからCDを出すので、そのときまでに話せるようになればいいなって思います」
――『10年桜』と一緒に入っている曲『桜色の空の下で』についても紹介してください。
高橋みなみ「卒業式にぜひ歌っていただきたい曲だと思います。送り出す方たちも歌っていい曲ですし、卒業する側も歌ってもすごくいい曲だと思うので。私たちも歌っててジーンとくるような曲で、メロディーもていねいできれいなので、ぜひ卒業式に歌っていただきたいなと思います」
――今、裃の下に着ているのは『10年桜』の衣装のようですけど、どうです?
宮澤佐江「春ですね。あと、人によってボタンを止めたり外したりしているので個性も出ていると思いますし、曲に合わせたポップな衣装になっていると思います」
――では秋元さん、締めてください。
秋元才加「『10年桜』は今、学生の子は感情移入できると思いますし、20歳の私が聞いても学生時代の甘く切ないキュンとした気持ちを思い出すことができたので、たくさんの方に聞いていただきたいと思います。あと、衣装も制服をテーマにデザインしていただいてるんですけど、今回、後ろにフードがついていたり、学生の子は真似しやすいんじゃないかなと思うので、衣装も真似していろんなところでAKB48の曲を歌っていただけたらと思います」
SHIBUYA-AXで「『10年桜』の選抜メンバーに入っていない!」と叫んでいた秋元さんに締めをお願いしてしまい、ちょっと申し訳ない気持ちでしたが、話す順番の関係や、きちんとしゃべることができるからこそ話を振ることにしました。今度は選抜に入れるよう応援してください。AKB48劇場では2月8日からチームBの新しい公演『アイドルの夜明け』が、SKE48劇場ではSKE48初のオリジナル公演『手をつなぎながら』が始まります。今後も目を離せませんね。(撮影・取材 岡田)