“りなてぃん”としてAKB48を立ち上げ時から支え、2008年11月に卒業した中西里菜さんが1st写真集『~AKB48 Graduation~』(彩文館出版)を発売し、記念のイベントを行いました。(2009年3月29日 書泉ブックマート)
中西里菜 プロフィール 1988年6月26日生まれ、大分県出身、156cm B85 W59 H80 血液型O型
「里菜ってこういう表情をするんだな」
――写真集を出すことが決まったのはいつごろですか?
「卒業してからです。話をいただいてすっごくうれしくて、開いたら全部自分の顔ばっかりというのは出したことがなかったので、はしゃぎました」
――撮ってきたのはどこですか?
「フィリピンのセブ島です」
――どんなところでした?
「もう一度行きたくなるような場所でした」
――水着の撮影はどんな感じでしたか?
「最初はやっぱり恥ずかしかったです。ふだんから水着を着ないし、友達と海に行ったりもしないので、ほとんど初めての水着に近くて、最初抵抗があったんですけど、慣れたらすごく楽しく撮影ができました」
――どんな写真が載っているのかを紹介していただきたいんですけど。
「最初、写真集が出来上がって見た感想は、ふだん自分がしない表情がたくさん写っていて、『え、里菜ってこういう表情をするんだな』っていうところが結構いっぱいあったんですよ。すごく新鮮な感じがしました」
大分から飛んで帰るぐらいうれしいです
――お気に入りのページとして見せてくれたのはどんなところが気に入ってたんですか?
「ナチュラルなりなてぃんではないかなと」
――着ている衣装や水着はどんな感じが多いですか?
「パステルっぽいっていうんですか。結構いろんなのがあるんですけど、ちょっとセクシーな黒の水着だったりとか、部屋着っぽい衣装だったりとか、全部好きでした」
――セブ島ではどんなところで撮ってきたんですか?
「もちろん外もありますけど、ホテルの中や建物の中での撮影が多かったです」
――最初から最後まで自分だけが写った写真集を見たときのうれしさをどういう風に表現したらいいかな。
「大分から飛んで帰るぐらいうれしいです(笑)。本当にうれしくて。とにかく生まれてきてから自分の写真集というのが出せないと思っていたので、すごくうれしいです」
――家族の方には見てもらったんですか?
「お母さんだけには」
――どんなことを言ってました?
「いろんな表情するんだねってほめてくれました。あと、お父さんに見せるのが恥ずかしいんですけど」
――確か弟さんがいましたよね。
「弟と妹がいます。いっぱい買ってもらおうと思います(笑)。あと、友達からメールが来て。写真集を買ってもらったみたいで、『この部分が好き』って写メール付きで送ってもらってうれしかったです」
――今日着ている服はどんなイメージで?
「ちょっと春っぽく、ふつうな感じで」
――今後の予定や抱負について教えていただきたいんですけど。
「腰を痛めて卒業してしまったので、腰を治しつつ、治ったらバリバリに、今まで以上に頑張りたいなと思っています」
――どんな方面で頑張りたいんですか?
「歌をやりたいんですよ。だから歌のお仕事が来るように練習してます」
――AKB48に入ったころと今と気持ちや顔や身体に変化はあります?
「もともと歌が歌いたかったので、夢は変わらず、いろんなことにも挑戦しつつ、夢に向かっていきたいなというのが今の気持ちです」
――最初見たときに17歳で、3年ちょっと経って顔は変わらなくって、ちょうど顔と年齢のバランスが取れてるように個人的には感じますけど。
「あんまり変わったとは言われないですね。髪の毛が黒だったらまんまです」
もうちょっと話したかったんですけど、時間の都合でここまででした。続きはDVDの発売記念イベントのときにでも。最初見たときの魅力そのままでした。(撮影・取材 岡田)