AKB48グループ ドラフト会議 候補者 初レッスン密着レポート第3回目は終了後に本人たちはどう感じたのか、ピックアップさせていただいた形ではありますが、ここで紹介しておきます。(2013年9月29日 都内スタジオ)
AKB48グループ ドラフト会議 候補者 初レッスン密着レポート(1)
AKB48グループ ドラフト会議 候補者 初レッスン密着レポート(2) 歌唱時写真 の続きです。
お話を聞いたのは田北香世子さん、高橋美緒さん、村上遥さん、神門沙樹さんの4人です。最初の3人は一緒にお話を聞きました。
田北香世子(たきた かよこ)
高2、16歳、千葉県
田北 香世子「候補者日記」
――ボイストレーニングの感想をまず聞かせてください。
田北香世子「本格的なボイストレーニングを受けるのは初めてだったので、緊張もしたんですけど、1人ずつ『会いたかった』を歌ったときに、もっと声を張って歌おうって思ってたのに、緊張して声が震えてしまったのが悔しかったのと、あとは初めてやることばかりでうまくできないところもあったんですけど、これから頑張っていかなきゃなって思うんですけど、それだではドラフト会議当日までに即戦力として戦えるようなメンバーにはなれないと思うので、本当に1日中、このことを頭に入れて過ごさなきゃなと思いました」
高橋美緒「ボイストレーニングは今までに習ってきているので、やったことは初めてではなかったんですけど、一人で『会いたかった』を歌ったときに、緊張してしまったのがまだまだだなと自分では思ったので、やってと言われたときに最高のものできる人になっていきたいなと思います」
村上遥「ボイストレーニングを受けるのは初めてだったので、声の出し方もよくわからなくて混乱してたんですけど、先生に教えてもらいながらやっていたら自分に身につきそうな気がしてきたので、まだまだなので、また2週間後、また成長できるように家でも教えてもらったことをやりたいと思います」
高橋美緒(たかはし みお)
高2、17歳、東京都
高橋 美緒「候補者日記」
――ダンスレッスンのほうはどうでしたか?
田北香世子「牧野先生は厳しい先生だと存じていたので、覚悟はしてたんですけど、やっぱり厳しいというか、今まで経験したことのないプロの世界を実感して、本当に、こんな状態で私たちが即戦力と呼ばれていることが情けないというか、こんなんじゃ即戦力と名乗れないなと思ったので、牧野先生のお言葉を胸に刻んでこれから2週間後のレッスンで『変わった』と言っていただけるようにならなきゃなって思いました」
高橋美緒「ダンスレッスンは厳しいのは分かっていたんですけど、自分はまだまだ足りなかったなと思って。私、ダンスは習っていたので、細かいところまで極めていかなければいけないものだし、メンバーさんの中にいきなり入るので、できると言ってもメンバーさんは何年もやってきているので、即戦力と言われて世間の人からも期待されてしまっているので、このままでは申し訳ないので、家でちゃんと練習して、見せられるものに、『この子いいな』って思われるようにちゃんと練習していきたいと思います」
村上遥「最初に先生に言われたことがすごく心に残っていて、AKB48のことを甘く見ていた自分が恥ずかしくなって、もっとステップや腰の振りとかも身につけていかないと、AKB48グループの中に入っていけないなって思いました。だから家でずっとそのことを考えて、ステップを練習していきたいと思います」
村上遥(むらかみ はるか)
中2、13歳、神奈川県
村上 遥「候補者日記」
――ドラフト当日までにどうなったら自分の夢に近づけると思いますか? そのために何をしますか? 自分の課題を教えてください。
田北香世子「まず、一番最初に目に付いて、『この子、ほかの子とちょっと違うな』っていう部分をアピールできるようにならなきゃなって思います」
高橋美緒「全力という言葉で、全力笑顔って私は言っているんですけど、フリーが苦手なので、『フリーで踊って』と言われても全力でそのときのベストを出せるようになりたいと思います」
村上遥「私は私なりに自分を出していけるようになりたいです」
神門沙樹(ごうど さき)
高3、17歳、島根県
神門 沙樹「候補者日記」
神門沙樹さんは他のメディアのインタビューがあったので、それが終わったあとにお聞きしました。
――1日終わってどうでしたか?
神門沙樹「昨日までの気持ちと全然変わったと思います」
――歌のほうはどうでした?
神門沙樹「緊張してたけど歌は伸び伸びと歌えたと思います」
――ダンスはどうでした?
神門沙樹「ダンスはできないから大変だろうなと思ってたけど、その100倍ぐらい大変というか、悔しい気持ちでした。自分を表現するのにまだ抵抗があって、頑張らないといけないなと思いました。振り付けなしで自由に踊るということを予想していなくて、まったく踊れなかったので、これから自分を変えたいなと思いました」
――踊れなかったことについてはどう思いました?
神門沙樹「すごく悔しかったです。ほかの人を見ても自分ができないのが悔しいなと思いました」
――牧野先生が「覚悟を持ちなさい」って言ってたのは、自分の格好悪いところも全部見せなさいっていう意味もあるんじゃないかと思うんです。自分のいいところだけを見せようとするんじゃなくて、全部をかなぐり捨てて一生懸命やらないと、AKBグループのメンバーの一員になる資格のところまで来られないから、構えちゃだめだよっていうことだと思うんです。これから頑張れるきっかけはつかめました?
神門沙樹「そうですね。いろいろ考えました。考えるというより、プライドをなくして頑張らなきゃだめなだって思いました」
――なるほど。明日からどう過ごすか決めましょう。
神門沙樹「明日、地元に帰るんですけど、恥ずかしくて家族の前で踊ったり歌ったりできなかったから、まずは見てもらって、そこから始めて、毎日、全身鏡の前で笑顔を作ることから始めたいです」
――ふつうにしゃべってるときはかわいいのに、レッスンだと緊張するのかなぁ?
神門沙樹「みんなが見てる前だと、本当におもしろいときじゃないと笑えないのはだめだなと思いました」
――ビデオとか撮ってみたらどうですか?
神門沙樹「自撮りとか写真も動画もしたことないんですけど、写メも撮らないタイプなので、ブログも始まるので新たな面も見せられればなと思います」
ドラフト候補生の密着映像をご覧になっていただけばわかるのですが、彼女たちの目の色が少しずつ変わってきている様子が確認できるので、11月10日までどのように変化していくかを今のうちに見ておくことも良いのではないかと。(撮影・取材 岡田)
AKB48グループ ドラフト候補生 キャプテン対面&握手会で変わってきた姿を見ることができます。