AKB48チームAの佐藤由加理さんの4thDVD『MILKY』(ラインコミュニケーションズ)の発売記念イベントが行われました。(2009年5月10日 ソフマップ アミューズメント館)
佐藤由加理 プロフィール 1988年11月22日生まれ、静岡県出身、161cm B76 W59 H82 血液型B型
“素”っぽい表情が多いです
――どこで撮影しましたか?
「またまた寒い沖縄で撮りました」
――寒い沖縄が多いですね。
「なんか私、雨女みたいで雨は降るし太陽は出なくて、寒い思いをしました」
――沖縄は何回目ぐらい?
「もう5~6回行きました。そのうちの半分以上は雨です」
――やっぱ雨女だなぁ(笑)。
「そう思うんですよ。で、11月に行ったんですよ。沖縄だからふつうにあったかいと思うじゃないですか。激寒(さむ)で、この後ろの(岩場で撮った)撮影ではいちばんつらかったです」
――今までの3作と比べて自分なりに成長できたところはありましたか?
「今までのDVDの中でいちばん“素”っぽい表情が多くて、ファンの方に『笑顔が自然にできてる』って言われたんですけど、自分で見てもリラックスしてるなっていうのはありました。ずっと緊張してたので、このときは落ち着いてたのかなって思います」
――ポージングとか体の動きでもあんまり無理してなかった?
「全然なかったですね。パジャマでごろごろしてるシーンがあるんですけど、めっちゃ自然です。しかも朝撮影したので寝起きみたいな顔で、起きたてって感じで撮影しました」
マネキンの私から始まります
――お気に入りのシーンの紹介をお願いします。
「青のギンガムチェックの水着でスポーツカーに乗ってるところです。あとマネキンになってるんですよ。ストーリーがあって、最初はショーウインドウにマネキンとして私がいるんですよ。マネキンが人間として動き出して最後、『私そろそろ帰らなくちゃ』ってマネキンに戻るんですよ」
――そういう設定になってるわけね。
「そうです。でも私、じっとしてられないタイプなんですよ。だからマネキンなのに超動いてました(笑)。何度撮り直したかって感じです。指とかいちいち動いちゃって」
――気に入った衣装は?
「セーラー服はもちろん気に入ってます。『まだまだいけるな』って思いました。あと、薄い紫の水着も気に入りました」
――イベントの感想をお願いします。
「たくさん来ていただいちゃって、なんか」
――たくさん来てましたね。どんな話で盛り上がったんですか?
「20歳になってどう?、とか、お酒は飲んだの?、とかDVDの話とか」
――いつものゆるゆるトークで?(笑)
「結構爆笑トークでしたよ。聞いてました?」
――聞いてませんでした。
「聞いてくださいよ。ゆるくて爆笑トークだったねって言われましたよ」
「この空気で締めるの無理ですよ」
――4月のNHKホールでの川崎希ちゃんの卒業式の一連の件(くだり)をばっさりカットする大役をゆかりんがやってくれましたけど。
「大変でした」
――あれはゆかりんじゃなきゃできないよね、あんなこと。
「秋元さん(※秋元康総合プロデューサー)からも言われました。あのあと秋元さんとお話しする機会があって、『あれはお前じゃなきゃ言えないな』って言われました」
――あれはゆかりんじゃなきゃ言えないよ。
「段取りがめちゃくちゃになっちゃったじゃないですか。すごいテンパっちゃって。私も(※川崎希さんを送りだすために書いた)手紙を持ってスタンバイしてたんですよ。『どうしよう、緊張する』って思ってて。でも『時間がないから』って。そのときは緊張とかもなくなって涙も出なかったですよ」
――時間がないからしょうがないよね。
「『締めなさい』って言われて。『この空気で締めるの無理ですよ』って言ったんですけど、『お前の感じなら大丈夫だ』って言われてあんな感じになりました」
(※解説:早野薫さんのあとに川崎希さんが、そのあとに大島麻衣さんの卒業セレモニーがある予定だったのを川崎希さんの部分だけ急遽カットすることになり、その進行説明を佐藤由加理さんがすることになりました。最後に(中学生を含む選抜メンバーによる)新曲を初披露する予定があったため、その時間確保のためにカットされたもよう。新曲披露のあと、中学生メンバーが退出し、無事川崎希さんの卒業セレモニーは行われました)
『お前、おいしいところ持ってったな』
――川崎希ちゃんがそのとき成田梨紗ちゃんにメールを送ったんだって。
「え、そうなんですか?」
――成田梨紗ちゃんにイベントのときに事情を聞かれました。ちゃんと最後やったから大丈夫って説明しました。
「最後ちゃんとできて良かったです。最終日の一番最後が一番疲れましたね」
――日曜の昼の最後にメンバーからタオルをいっぱいかけられてたのは何か理由があったの?
「わかんないです。最後の曲は立ち位置が自由なんですよ。たまたまセンターに来てしまって、『なんでセンターに来てるんだよ』的なタオルだったんですよ(笑)。終わったあとに戸賀崎さんに『お前、おいしいところ持ってったな』って言われました」
――今日の服のお気に入りポイントの紹介を。
「この肩のところですかね。スケルトンなところがかわいいかなってことで買いました」
――自分で買ったんだ。
「お金がないなか、頑張ってはたいて買いましたよ」
――かわいいじゃん。
「おしゃれしないと、と思って。ちゃんと(スクランブルエッグに)載っけてくださいね!」
ゆかりんはスクランブルエッグもちゃんとチェックしてくれてたみたいです。(撮影・取材 岡田)