更新情報

検索する

SKE48『手をつなぎながら』公演記者会見


  Last Updated: 2009/02/19
本記事を無断で複製・転載することを禁じます。画像直リンク不可です。
© copyright(c)2002-2022 Scramble-Egg Inc.

2008年10月5日に『PARTYが始まるよ』公演でスタートした名古屋・栄を中心に活動しているアイドルグループ、SKE48(エスケーイー・フォーティエイト)が初のオリジナル公演『手をつなぎながら』を迎えることになり、プロデューサーの秋元康氏とともに会見を行いました。(2009年2月14日 SKE48劇場)

秋元康「みなさまのおかげで2nd 公演『手をつなぎながら』の初日を迎えることができました。全国の中でAKB48の次になぜ名古屋にしたのかとよく聞かれるのですが、名古屋の知人から『名古屋はもしかしたら火が点くのが遅いかもしれませんが、たぶん、名古屋で本当に認められれば長くファンのみなさんに愛していただける』と言われましたので、全国展開第1弾を名古屋にしました。そしてSKEのメンバーも本当に数ヶ月、レッスンにつぐレッスンで、初日を迎えられました。それではSKE48のメンバーを紹介いたします」

SKE48 画像2

秋元康「コンセプトを考えてから16曲の構成を考えるんですが、SKEのチームを見ていると、まだ右も左もわからなくて、どんなに不安に思っていようともみんなと一緒にいたらなんとかなるんだということをメッセージにして、まず『手をつなぎながら』という言葉が浮かびました。この曲は4曲目に歌います。そしてアンコールに『ロープの友情』という曲がありますが、芸能界は確かに全員が手をつなぎ狭き門をくぐれるわけではないのですが、どちらが多少先か後になろうが16名、そして研究生含めて22名が1列になって手をつないでなんとかいい形で世の中に出ていけたらなぁ、ロープでつながれた友情のようにメンバーたちも頑張っていくというイメージで作りました。

これからもいろんなことがあると思いますけど、AKB48、SKE48はエンターテインメントの甲子園だと思っているので、高校球児が甲子園を目指すようにSKEもまず名古屋で県大会を優勝し、甲子園に向かい、そしてそれぞれのプロへの道をスタートしていただけたらと思います。ぜひSKE48をよろしくお願いします」

今日から始まる公演への意気込み

松井珠理奈「今日は初のオリジナル公演ということで、初めてのことがいっぱいでわくわくしているので、みなさんも一緒に『手をつなぎながら』盛り上がっていただければと思います」
松井玲奈「今回の公演ではメンバーどうしの絆とか、息が合わないとダンスが成り立たないところがたくさんあったり、歌も気持ちを重ねて歌っていかないとだめなところがたくさんあって、公演でもっともっとメンバーの絆が深まっていい公演が作れればいいなと思っています」
矢神久美「自分らしく元気にやっていきたいと思います。メンバーといろいろと頑張ってきたことを発揮していけたらいいと思います」

松井珠理奈松井玲奈矢神久美
松井珠理奈、松井玲奈、矢神久美

高井つき奈「お客さんと手をつないでいるようなときの感覚になれるような公演にしたいと思います」
大矢真那(まさな)「初めてのオリジナル公演、初めての私たちの衣装、初めての私たちの歌、それぞれを初めてみなさんにお見せするわけなんですけど、すごく楽しみで早く披露したいと思い、みんなで手をつなぎながら一生懸命頑張っていきますので、よろしくお願いします」
山下もえ「3曲目に『手をつなぎながら』という曲があるんですけど、ほかの15曲も歌詞もすごくいいので、曲の雰囲気も表情やダンスで伝えられたらいいなと思います」

高井つき奈大矢真那山下もえ
高井つき奈、大矢真那、山下もえ

出口陽(あき)「私たちのために書いてくださった曲なので、1曲1曲を大切にしていきたいと思います。私はユニット曲で『この胸のバーコード』を歌わせてもらってるんですが、本当に本当に大好きな曲なので、注目してほしいです」
高田志織「SKE48のパワーを公演を重ねるごとに出していけたらなと思います」
松下唯「前回の『PARTYが始まるよ』公演よりも違う表情を『手をつなぎながら』公演でお見せできたらと思います」

出口陽高田志織松下唯
出口陽、高田志織、松下唯

小野晴香「前回よりもさらにかわいらしくかっこよく、何回見ても飽きないような公演にしていきたいと思っています」
桑原みずき「私たちがここに立つにあたって本当にたくさんの方々が寝ないでこの舞台を作ってくれたので、私たちはそのたくさんの方々の気持ちを背負って精一杯踊りたいと思います」
平田璃香子「新しい公演ということで昨日の夜は眠れませんでした。3曲目の『手をつなぎながら』では本当にメンバーと手をつなぎながら出るんですけど、このまま22人力を合わせてSKE48らしく頑張っていきたいと思います」

小野晴香桑原みずき平田璃香子
小野晴香、桑原みずき、平田璃香子

中西優香「今回はバックダンサーで研究生も出演していて、22人全員でできることが本当にうれしいです。そして、今回、明るい曲だったり、シリアスな曲だったり、セクシーな曲だったりいろんな曲があるので、みなさんに楽しんでいただける公演になるんじゃないかと思います。“神公演”に成長させていきたいです」
森紗雪「2nd公演は『PARTYが始まるよ』公演よりも、もっともっと曲の大切さとか意味を伝えたらいいなと思います」

中西優香森紗雪平松可奈子
中西優香、森紗雪、平松可奈子

新海里奈
新海里奈

平松可奈子「いつもささえてくれて応援してくれている、スタッフさんやファンのみなさんや家族にいちばん恩返しできるチャンスだと思っているので、この公演をみんなで手をとりあってすばらしいものにしていきたいです」
新海里奈「新しい公演では新しい衣装に新しい曲ですごく楽しいです。いっぱい楽しいのをみなさんにお見せしたいと思います」

――今回の16曲はどのように決めていかれたんでしょうか。
秋元康「AKB48で200曲以上の曲を書いているので、SKEらしさとは何か、そしてPARTY公演に続くオリジナル公演として何がほかと違うのかという差別化を考え、SKEのいいところ悪いところは何だろうと考え、いちばん先に思い浮かんだのが、初々しさだったり不安や戸惑いで、もしかしたら泣き出す子もいたんじゃないかと。今度は手本のないものを彼女たち自分たちが作るので、みんなが一緒に頑張るというところがポイントだと思います」
――SKE48としてのCDデビューというのはあるのでしょうか。
秋元康「年内にはなんらかの形でSKE48としてCDなり何なりでリリースをしたいと思っております」
――第2期のメンバー募集も始まっていますが、それについては。
秋元康「SKEがスタートして、名古屋でどういうメンバーが応募し、どういうファンの方がきてくれるのかということで始まったSKEですが、第1期の公演に続いて今回の公演の音源ではかなりレベルが高いので、これは行けるだろうと、もっと公演数を増やしてチームを増やしていけると確信が持てましたので第2期メンバーを募集しました。その中から、AKBじゃなくて地元のアイドルSKEを見て、やってみようと思ってくれる方が多くなったと思うので、今から楽しみにしております」

記者会見の様子

――いろんなタイプの曲があると思うのですが、どのように見たりとか感じたりとかすればいいのでしょうか。
秋元康「“手をつなぎながらみんなでささえあっていく”というのは単にメンバー同士ではなく、メンバーとファンのみなさんかもしれませんし、ファンのみなさん同士かもしれませんし、あるいは東京のAKBとかもしれませんし、いろんな人が手をつないでいけばいいんだという、ここだけは考えていたんですけど、16曲を選ぶとき、だいたい1回の公演で300曲から400曲の曲を聞いてその中から今回の公演に合う曲を選ぶのですが、今回はいろんな角度の曲を選びました。

というのは僕自身、SKE48全員の魅力を把握しているわけではないので、いろんな角度で光を当てることによって彼女たちが『意外にこんなところで輝いた』とか『こんな曲で魅力的になるのか』とか、そういうところを試すためにダンサブルな曲から元気のある曲からバラードからいろんな曲を選んでいるのは、今回の公演でファンのみなさまやスタッフや僕らが見て『こういう曲が合うんだな』ということを、作りながら理解していきたいと思っています。この場合、“光”とは何かといいますと、ファンのみなさまの視線なんですね。その人たちが16曲を歌う彼女たちに“光”を与えて、何がいちばん光っているのが見えてくるんだと思います」
――AKB48とのコラボレートは今後も考えていらっしゃるんでしょうか。
秋元康「アイドルユニットは長期的な展望があるわけではなくて、そのときにいちばん輝く方法をチョイスしていく、ですから、AKBの中の『大声ダイヤモンド』に松井珠理奈のジャケットでいこうと思ったのも、その瞬間彼女がオーディションで現れて彼女のオーラがすごいなと思ったので、それでいこうと。そのときにあとから『なんでSKEのメンバーがジャケ写なんだ』と言われ、『そういえばそうだな』と。それは理屈ではなく、次に何がいちばん輝くかというのを中心にこれからもやっていきたいと思うので、SKEとAKBのコラボもあるかと思いますし、ほかの思いがけないこともあるかもしれない、目の離せないものにしたいと思います」

メンバー集合写真

今後の公演スケジュールは以下のとおりです。ぜひ足をお運びください。公演日時は都合により変更になる場合がありますので、事前にオフィシャルサイトでご確認ください。(撮影・取材 岡田)

●2009年2月22日(日)14:00/18:00
●2009年3月1日(日)12:00/15:30/19:00
●2009年3月4日(水)19:00
●2009年3月8日(日)12:00/15:30/19:00
●2009年3月11日(水)19:00
●2009年3月12日(木)19:00
●2009年3月14日(土)12:00/15:30/19:00
●2009年3月15日(日)12:00/15:30/19:00
●2009年3月16日(月)19:00
●2009年3月18日(水)19:00
●2009年3月20日(金)12:00/15:30
●2009年3月23日(月)19:00
●2009年3月25日(水)19:00
●2009年3月28日(土)12:00/15:30

「手をつなぎながら」公演セットリスト

M01 「僕らの風」
M02 「マンゴー NO2」
M03 「手をつなぎながら」
M04 「チャイムはLOVE SONG」
----MC----
M05 「Glory days」
M06 「この胸のバーコード」
M07 「ウィンブルドンへ連れて行って」
M08 「雨のピアニスト」
M09 「チョコの行方」
----MC----
M10 「Innocence」
M11 「ロマンスロケット」
M12 「恋の傾向と対策」
----MC----
M13 「大好き」
----ENCORE----
M14 「ロープの友情」
M15 「火曜日の夜、水曜日の朝」
M16 「遠くにいても」

SKE48『手をつなぎながら』公演フォトレポート(1)
SKE48『手をつなぎながら』公演フォトレポート(2)
SKE48『手をつなぎながら』公演フォトレポート(3)

(※注意:blogなどで記事を引用する場合、出所を明示し、引用部分が他の部分とはっきり区別できるようにしてください。画像のみのリンクはできません。引用の範囲を越えて利用された場合、著作権法第20条で定められている「同一性保持権」の侵害にあたります)

cover 10年桜
KINGRECORDS
1,600円(税込)
CD+DVD
2009年3月4日
cover 大声ダイヤモンド(DVD付)
キングレコード
1,600円(税込)
CD+DVD
2008年10月22日

AmazonでSKE48をサーチ

●関連記事

AKB48関連コラム

●関連サイト

●キーワード検索

本記事を無断で複製・転載することを禁じます。
copyright(c)2002-2022 Scramble-Egg Inc.