「AKB48チーム対抗大運動会~絆よ 永遠に~」のフォトレポート(5)をお届けします。(2009年10月10日 幕張イベントホール)
AKB48チーム対抗大運動会~絆よ 永遠に~ フォトレポート(1)
AKB48チーム対抗大運動会~絆よ 永遠に~ フォトレポート(2)
AKB48チーム対抗大運動会~絆よ 永遠に~ フォトレポート(3)
AKB48チーム対抗大運動会~絆よ 永遠に~ フォトレポート(4)
の続きです。
★競技8「どんけつ相撲 勝ち抜き戦」
尻相撲勝ち抜き対決です。
★競技9「16人全員リレー」
助っ人がここで登場。折井あゆみ、戸島花、駒谷仁美、高田彩奈、松岡由紀、渡邊志穂、菊地あやかが参加。
チームBが優勝しました。以上で競技は終了です。
★結果発表
これまでの得点合計に、競技6の玉入れの玉数が加算されます。
玉入れの結果を足してもチームKの優位は変わらず、結局チームKが総合優勝となり、優勝記念歌唱曲「転がる石になれ」を歌いました。
★閉会セレモニー
戸賀崎実行委員長よりあいさつののち、旧チームメンバーから新チームキャプテンへ手紙の朗読。
この手紙朗読の様子はすべて2009年12月26日発売のDVD『週刊akb AKB48チーム対抗大運動会~絆よ 永遠に』に収録されていますので、前半部分のみの紹介させていただきます。
浦野一美「柏木キャプテン、あとは頼んだぞ! というのが私が伝えたいことです。チームBが誕生するとき、チームAに在籍していた渡邊志穂、なっちゃん、そして私、浦野一美は突然チームBに移籍を命じられました。正直言ってショックでした。チームAのメンバーとして劇場当初から頑張ってきたのに、なんで3期生の中に入らなきゃいけないんだって、正直いっぱい悩んだし、つらいなと思ったこともあるし、若干左遷だなと思いました。
でも柏木ちゃんたち3期生の一生懸命さとか、戸惑いとか不安を見ているうちに私もチームAが始まった最初の頃を思い出しました。そして、柏木ちゃんたちの純粋さ、メンバー一人一人のチームBへの想いを強く感じて新しいチームを作ろうって決めました。
少なくともAKBがスタートしたころの緊張とか、不安とか、焦りみたいなものは私もなっちゃんも志穂ちゃんも経験済みだったので、なんとかチームをまとめようって3人で思いました。
本当は私なんかよりもゆきりんのほうが数倍しっかりしてるし、チームBまとめてくれるのもゆきりんが支えてくれてたんじゃないかなと思います。歌もダンスも上手だし、むしろ、私たち3人のほうがゆきりんに支えてもらって引っ張ってもらったというのがあります。
今年のAXのセットリストベスト100でチームBの『初日』が選ばれたね。みんなで泣いたことが最高の思い出です。私はSDN48に移籍して新しい道を進みます。ゆきりんがキャプテンになるって聞いて安心しています……」(続きはDVDでご確認ください)
河西智美「才加へ。武道館でチームのシャッフルが発表されたとき頭が混乱しながらも『チームK キャプテン 秋元才加』って聞いてなんかほっとしました。ともはチームKから出るけど、ともが大好きだったチームKは変わらないなって思ったからです。
だって才加がキャプテンなら心配ないもん。きっとこれからも元気が良くって、何にも全力で頑張るチームのままでしょ。
チームKが劇場デビューしたころは、いろいろとチームAと比較されましたね。『あの曲はあの子じゃだめだな』『元気はいいけどかわいげに欠けるよ』『2軍だろ』『初日から満員だったKは苦労してないからな』……悔しくて悔しくてみんなで泣きました。
でも、才加はそんなめそめそした輪には入らずにただひとこと『やるしかないよ』って言ったよね。ここでいくら悔しがったってしょうがない、だからやるしかないんだ、前に進むしかないんだ、そのときのチームKを見て秋元先生が作ってくれたのが『転がる石になれ』でした。
ともはね、あのイントロを聞くたびに才加の『やるしかないよ』っていう言葉を思い出すんだよ。そして『よし。がんばろう』って思うの……」(続きはDVDでご確認ください)
峯岸みなみ「たかみなへ。私たちが出会ってからあと少しで4年になるんだね。チームAっていうか、第1期生の私たちは何も分からないままにみんなで突っ走ってきました。はじめはお互いに人見知りでほとんどしゃべらなかった私たちが、厳しいレッスンやいくつもの笑顔や涙を見せあううちに、少しずつ少しずつ仲間になっていきました。
その中心はたかみなでした。いつだって全力でやり遂げようとするたかみなの姿は、正直、プレッシャーでもありました。私はたかみなみたいにはできないと思ってしまっていたからです。
レッスンだってストレッチだってレコーディングだってたかみなが休憩を入れてくれたら楽になるのに、たかみなが休まないから私たちも頑張らざるをえませんでした。
振りが覚えられずみんなから遅れそうなメンバーがいるとたかみなはずっと付き合ってくれました。いつだってみんなで夢をかなえようとしてくれてたよね。チームAをここまで連れてきてくれたのはたかみなです。AKB48をここまで連れてきてくれたのはたかみなです。
あなたのことをAKB48のメンバー全員が心から尊敬しています。みんながたかみなの背中を見ています。
でも私は知っています。たかみなの孤独を。先頭を走る人間には目標とする誰かの背中がないということを。だからたかみなはチームAがどうすれば良くなるか一人で悩み続けたんだと思います。
私はこのチームAを離れますがこれだけは言っておきたいです。たかみな、たかみなのおかげでAKBはここにあります。孤独を感じないでください。私たちはたかみなのすぐ後ろをいつだって必死に走っています……」(続きはDVDでご確認ください)
5時間にもわたるイベントでしたが、昔からいるAKB48のファンが今でもAKB48を楽しめるのは、予測不可能な展開が常に待ち受けていて、それをありのままに受け止める覚悟と楽しさを共有できているからなのでしょう。そして、メンバーたちは、AKB48に入っていなかったら、ごく一人のふつうの女の子として体験できた、青春の1ページとなる体験をこの日行われた運動会でできていることに、大人の目で見ても満足感を味わいました。(撮影・取材 岡田)
★この日の様子は2009年12月26日発売のDVD『週刊akb AKB48チーム対抗大運動会~絆よ 永遠に』に収録されています。より深く知りたい方はオフィシャルショップでお買い求めください。